Coch-y-Bonddhu,
Coch-y-Bonddhu, Halford

フライフィッシング用語辞典

Fly Fishing Dictionary


Parachute
Parachute Ant
   
イワナ属 《魚》
 サケ科サケ亜科の一つの属で、学名はSalvelinusサルベリナス、英語ではチャーchar(r)と呼ばれる。"charr"はヨーロッパの古語で赤い魚を意味する。イワナ類が婚姻色で腹部が赤くなるところからそのように呼ばれたらしい。
 イワナは地域性が強く、また、同じ地域でも川によって色や模様が異なることがあるので、イワナ属の分類は難しく、その分類にはこれまで論争が絶えなかった。それでも、S. leucomaenisサルベリナス・リューコミーニスとS. malmaサルベリナス・マルマとに大別されることには意見の一致を見ているようである。この両者の見分け方は、S. leucomaenisの朱点には青い縁取りがなく、その輪郭も上鮮明であるのに対しS. malmaの朱点には青い縁取りがあること。
 S. leucomaenisには地方変異種あるいは亜種としてアメマス、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、ゴギ、キリクチが属す。なお、"leuco"は白いという意味のラテン語。ヤマトイワナは従来ニッコウイワナに含められていたが、現在では、別種として扱われている。日本で単にイワナというとニッコウイワナを指すことが多い。S. malmaにはオショロコマとミヤベイワナが属す。
 日本以外が原産のイワナ属には、ブルック・トラウト、ドリー・バーデン、レイク・トラウト、ホッキョクイワナ、サナペー・トラウト、ブル・トラウト、などがいる。
【資料】日本の淡水魚, 1993 (1989). サケ・マス魚類のわかる本, 2000. 今西錦司全集, 8(増補), 1994.
→サケ科、サケ亜科、アメマス、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、ゴギ、キリクチ、オショロコマ、ミヤベイワナ、ホッキョクイワナ、ドリー・バーデン、サナペー・トラウト、ブル・トラウト、レイク・トラウト、ブルック・トラウト
 
 
ウォーター・ノット Water Knot:英語 《結び》
 太さの異なる糸を連結する結びで、フライフィッシングの歴史上、もっとも古い結びとされ、ジュリアナ・バーナーズはこの結び方で2本の馬素を連結したという。もともとイギリスで使われ始めた名称で、結び自体はサージャンズ・ノットと同じである。
 結び方は、2本の糸の先端を10センチメートルほど重ね、その重なった部分の2本の糸を一緒にして輪を作り、一方の2本の糸を2〜4回輪にくぐらせて、あとは両端を引いて締める。この、輪にくぐらせる回数が本によってまちまちで、2回と書いてある本、3回、時には4回と書いてあるものもある。2回だとサージャンズ・ノットと同じで、3回だとダブル・サージャンズ・ノットと同じになる。どうやら2回が正しいようだが・・・。
 驚くべきことは、少なくとも400年以上前に使われた結びとほとんど同じ結びが現在でも使われていること。単純で、しかも役に立つことであれば、人から人へと自然に受け継がれていくということの証だろう。
【資料】The fly fisher's illustrated dictionary, 2000. A dictionary of fly-fishing, 1993 (1992). Practical fishing knots, 1991 (1972).
→ジュリアナ・バーナーズ、サージャンズ・ノット、ダブル・サージャンズ・ノット
 
 
 
もくじ
もくじ


Top
Top
ヒガンバナ
ヒガンバナ
Next
Next